価値の高いカラーダイヤモンド「コニャックダイヤ」とは
2020年4月14日 火曜日

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「コニャックダイヤ」は、カラーダイヤモンドの1つ「ブラウンダイヤモンド」です。比較的安価で手に入るブラウンダイヤモンドでありながら、コニャックダイヤはかなりの高値で取引されることが多くあります。その秘密は、名前の由来にもなった、その深い色合いにあります。
ここでは、コニャックダイヤの特徴のほか、「クズダイヤ」などと呼ばれてジュエリーとしてはまったく注目されなかったブラウンダイヤモンドがなぜ人気を集めるようになったのか、ブラウンダイヤモンドのなかでも価値のあるものはどれかについてもご紹介します。
コニャックダイヤとは深みのある濃い色合いのブラウンダイヤモンド
コニャックダイヤとは、ブランデーのコニャックのように深みのある濃い色合いを持つブラウンダイヤモンドのことです。コクのある深い色を持った品質のよいものは、無色のダイヤモンドより価値があるとされ、価格も高くなります。
ブラウンダイヤモンドはカラーバリエーションが豊富
コニャックダイヤを含むブラウンダイヤモンドは、主に、オーストラリアにある世界最大のダイヤモンド鉱山「アーガイル鉱山」で産出されます。ブラウンダイヤモンドは、その名のとおり茶色をしたカラーダイヤモンドの一種。色の濃淡以外にも、パープルがかったものやピンクがかったものなど、豊富なカラーバリエーションがあるのがブラウンダイヤモンドの特徴です。
なかでも、薄い色味のブラウンダイヤモンドは「シャンパンダイヤモンド」と呼ばれ、女性に大変人気があります。そして、ブラウンダイヤモンドのなかでも、もっとも価値があるとされているのが深い色合いのコニャックダイヤです。
日本人の肌の色に合うブラウンダイヤモンド
ブラウンダイヤモンドは、日本人の肌によく映える色合いをしています。また、比較的安価で手に入ることもあり、若い年齢層にも手が届きやすいダイヤモンドであることも人気の理由の1つです。
ブラウンダイヤモンドは性別・年齢・シーンを選ばない
落ち着いたカラーのブラウンダイヤモンドは、女性だけでなく、男性も身に着けやすいダイヤモンドです。さらに、シックな色味は着ける人の年齢や着けるシーンを選びません。普段使いから改まった席まで幅広く対応してくれるため、長く重宝するジュエリーです。とくに、コニャックダイヤのような気品のあるものは、年齢を重ねた女性への贈り物によく選ばれています。
ブラウンダイヤモンドはカラーダイヤモンドとして価値がある
イエローダイヤモンドとブラウンダイヤモンドは、カラーダイヤモンドのなかでは産出量が多いため、希少価値が低いとされます。そのため、過去にはクズダイヤという扱いをされていたこともありました。また、その多くは産業用として使われていました。
現在でも、ブルーダイヤモンドやピンクダイヤモンドなどの希少性の高いものと比べると安価で取引されており、「ブラウンダイヤモンドは粗悪品」というイメージが少なからず存在するのも事実です。
そのようなイメージから見向きもされなかったブラウンダイヤモンドですが、日本のジュエリー企業「カシケイ」がブラウンダイヤモンドのカラーバリエーションに注目し、「カシケイ ブラウンダイヤモンド」をプロデュースしたことがきっかけとなって、その人気が高まりました。
今では、海外の有名ジュエリーブランドも、ブラウンダイヤモンドを用いた作品を次々と世に送り出しています。繊細なブラウンダイヤモンドの色味を活かしたジュエリーデザインや、日本人の肌に映える色合いなどが相まって、日本でもブラウンダイヤモンドは「価値のあるカラーダイヤモンドの1つ」という地位を築いています。
コニャックダイヤは高額で取引される
ブラウンダイヤモンドのなかでも、コニャックダイヤはかなりの高値で取り引きされることが多いです。高値がつけられたコニャックダイヤとしては、2001年アカデミー主演女優賞を受賞したハル・ベリーが身に着けていた「パンプキン:約3億円」、「スター・オブ・ザ・サウス:約1,300万円」などがあります。
価値が高いのは濃い色合いのブラウンダイヤモンド
ブラウンダイヤモンドのなかではコニャックダイヤがもっとも価値が高いということは先に述べましたが、そもそも、ブラウンダイヤモンドはどういった基準で価値が決められているのでしょうか。
ブラウンダイヤモンドのカラーグレーディング
一般的な無色透明のダイヤモンドの場合、「4C(Carat・Color・Clarity・Cut)」という国際基準で価値が決まります。ブラウンダイヤモンドを含むカラーダイヤモンドの場合は、このなかのColor(色)についてGIA(アメリカ宝石学協会)規定のグレードが使われます。
このグレードは、色合いによって9段階に分かれており、評価が高い順に「ファンシーヴィヴィッド・ファンシーインテンス・ファンシーディープ・ファンシーダーク・ファンシー・ファンシーライト・ライト・ベリーライト・フェイント」と定められています。
興味深いのは、無色透明のダイヤモンドは色(黄色)が濃くなるにつれて価値が下がるのに対して、カラーダイヤモンドは色が濃くなるほど価値が高まる点です。上記の9段階のグレーディングにおいても、一番評価の高い「ファンシーヴィヴィッド」がもっとも色が濃いグレードとなります。
もちろん、カラーグレードだけでなく、Carat(カラット:大きさ・重さ)、Clarity(クラリティ:透明度)、Cut(カット:形)などを合わせた総合評価で、ブラウンダイヤモンドの最終的な価値が決まります。
自分だけのブラウンダイヤモンドを楽しみながら探しましょう
カラーバリエーションが豊富なブラウンダイヤモンドは、贈る相手や自分自身に合うものを探す楽しみもあります。価値の高い濃い色合いでなくても、ファッションや好みにピッタリと思えるものを選べるといいですね。
また、以前にプレゼントでもらったり購入したりしたものの、サイズや好みに合わなくなって眠ったままになっているブラウンダイヤモンドがございましたら、ぜひ「色石BANK」へお売りください。