憧れの結婚指輪ブランド「世界五大ジュエラー」とは
2020年4月14日 火曜日
INDEX
- 1. ヴァンクリーフ・アンド・アーペル
- 2. ティファニー
- 3. カルティエ
- 4. ブルガリ
- 5. ハリー・ウィンストン
- 6. 世界五大ジュエラーの輝きをあなたのお手元に
もちろんそれらの人気の裏側には長い歴史と最高品質の宝石を見極める力、独自で開発した最高技術とこだわりにより素晴らしいデザインのジュエリーを製作されています。
これらのブランドは憧れの方も多く、プレゼントや結構指輪等大事な場面でも大いに喜んでいただけます。
今回はそんな世界五大ジュエラーについて解説いたします。指輪の購入を検討されている方は参考にして下さい。
1. ヴァンクリーフ・アンド・アーペル
ヴァンクリーフ・アンド・アーペルは、1896年創業のフランスのブランドです。
宝石商の娘のエステル・アーペルと、宝石研磨職人の息子アルフレッド・ヴァン・クリーフが結婚したのが始まりで、その後、アルフレッド・ヴァン・クリーフが義理の兄シャルルと共に1906年パリに最初の店舗をオープンしました。
今も昔も本社はパリの20-22番地ヴァンドーム広場にありますが、支店は世界各国で70店舗、ちなみに日本の本店は銀座で、日本国内だけでも18店舗あります。
1935年には、「ミステリー・セッティング」というブランド独自の方法で特許を取得しています。
このセッティング法は爪を全く見せずに宝石の自重と隣通しのテンションだけで留めるという、高技術が必要とされるデザインです。
ブランドのコンセプトは「愛・美・夢」がテーマで、アール・デコ様式のデザインをいち早く取り入れ、リボンや妖精、花、動物などをモチーフにした愛らしいデザインの絶対的な人気を得ています。
特に幸運の象徴ともいえる四つ葉のクローバ-のようなアルハンブラデザインは非常に人気が高く、ブランドのアイコンとしても使用されています。
2. ティファニー
1837年のアメリカで創業したブランドです。チャールズ・ルイス・ティファニーとジョン・B・ヤングがマンハッタンで、お店を始めました。
1940年には店舗を現在の本店があるニューヨーク5番街57番地に移転し、支店は世界で300店以上。日本での本店はこちらも銀座で、国内でも58店舗あります。
ティファニーと言えば、「ティファニーブルー」が有名。真実や高潔さのシンボルであるブルーは現在も包装の箱やリボンに使用されています。
ティファニーブルーと同様に代表的なのは、独自のセッティング法である「ティファニー・セッティング」です。
これは一粒のダイヤモンドを6本の立て爪でセッティングする方法でダイヤモンドの魅力を最大源に引き出す事が出来ると言われており、ブランドを代表するデザインとなっています。
「婚約指輪と言えばこのデザイン!」というイメージがこれにより定着。今もなお人々に強い影響を与え続けているブランドです。
3. カルティエ
カルティエは各国の王室からも愛されていることから、「王の宝石商、宝石商の王」として知られる老舗名門ジュエラーです。
始まりは1847年フランスで宝石細工師のルイ=フランソワ・カルティエが、パリのモントリグイユ通りにある工房を師匠から引き継ぐ事からで、1899年に現在の本店があるラ・ペ通りに移転致しました。
支店は、パリ・ロンドン・ニューヨークをはじめ、世界125ヵ国に展開されており、200以上もの店舗を展開しています。日本の本店は銀座中央通り。国内には32店舗です。
カルティエは当時流行していたアールヌーヴォー・スタイルに嫌悪感を抱いており、フランスの古美術や東洋の文様の研究を重ねた結果、左右対称ではっきりとしたラインが特徴的な「ガーランド・スタイル」を考案しました。
また、世界初の腕時計製作、セッティングにプラチナを使用、バゲットカットの考案など数々の功績をおさめ、ブランドの人気を高めていきました。
カルティエで有名なアイテムは、アパートナーとの愛を封じ込めるという意味が込められた「LOVEコレクション」です。二人の愛を証明するための定番デザインになっています。
4. ブルガリ
創業年は1884年。ギリシャ系イタリア人のソティリオ・ブルガリがローマのシスティーナ通りで宝飾店を開業した事が始まりです。
本社はイタリア・ローマ。支店は世界各国に約300店舗。日本の本店は世界最大の旗艦店になっている銀座タワーで、国内には40店舗の支店があります。
ブルガリは古代ギリシャとローマ様式を取り入れ、華やかな色使いの宝石を使用しており、これらは「ブルガリ・スタイル」となっていて、個性的なデザインが人気です。
また、宝石以外にも香水が有名で、1993年に「オ・パフメ オーテヴェール」を初めて発表し、販売しました。他にもホテルやリゾート事業に参入するなど幅広い活躍を進めています。
5. ハリー・ウィンストン
ハリー・ウィンストンは「キング・オブ・ダイヤモンド」と呼ばれ、ダイヤモンドジュエリーでは特に人気が高いブランドです。
ハリー・ウィンストンは、1920年代後半に、創業者であるハリー・ウィンストンが宝石商であった父の跡を継いだことからその歴史がはじまります。そして、1932年にニューヨーク5番街にハリー・ウィンストン社を設立しました。
本社はニューヨークで支店は世界各国でおよそ27店舗。日本の本店は銀座で、国内支店は8店舗です。
1944年のアカデミー賞授賞式のために貸し出しを行って以来、数々のハリウッドセレブから愛されているブランドです。
それまで他のブランドはジュエリーの貸し出しは行っていなかったため、周囲が今までにやってこなかった事を進んでやろうとする革新的なブランドとも言えます。
ハリー・ウィンストンはダイヤモンドの美しさを極限まで生かしたデザインとカットが特徴です。
爪を目立たせず、いくつもの角度でダイヤモンドを並べる画期的なスタイルは「ウィンストン・スタイル」として知られています。花をモチーフにした華やかなデザインなども多いです。
世界五大ジュエラーの輝きをあなたのお手元に
世界五大ジュエラーの商品はどれも最高品質でひとつの妥協もありません。
宝石商、職人など数々の関係者がブランドを背負い、永遠の輝きを放つ結婚指輪を世に届けています。
ブランドによってはっきりと特徴が表れているので、ご自身が心惹かれるものをぜひお探し下さい。