5月の誕生石:エメラルド(翠玉・緑玉)
2019年8月8日 木曜日
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エメラルドは5月の誕生石です。自分の誕生石の宝石を身に付けることでパワーをもらえるといわれていますが、エメラルドにはどんな魅力、パワーが詰まっているのでしょうか。ここでは、エメラルドの魅力、特徴、石言葉などをまとめてご紹介いたします。
エメラルドは世界四大宝石のひとつ!
5月の誕生石であるエメラルドは、ダイヤモンド、ルビー、サファイアとともに世界四大宝石と呼ばれています。エメラルドは宝石の中でも人気が高く、希少価値も高い宝石です。長くエメラルドが愛される理由や歴史を見ていきましょう。
エメラルドの歴史は約4千年前から続いている
エメラルドは約4千年前にエジプトの鉱山で発見されました。クレオパトラはエメラルドをこよなく愛し、自分のエメラルドを見つけるための鉱山も持っていたといわれています。クレオパトラはエメラルドを身に付けるだけでなくすりつぶしてアイシャドウとしても使用していたといいます。また、エメラルドには元来健康、治療の力が宿っていると信じられていたことから、目の病気にも効果があると信じられてきました。
エメラルドの石言葉は「健康」「幸福」
エメラルドにはさまざまな石言葉があります。「健康祈願」「夫婦円満」「幸福」「希望」など、明るく前向きな言葉が多いです。また、エメラルドは持ち主の心を穏やかにするといわれています。身に付けると心が落ち着き、冷静に物事を見つめられるようになるかもしれません。
エメラルドは産地によってさまざまな種類がある
エメラルドの主な産地はコロンビアですが、それ以外にもザンビアやブラジルで採掘されます。産地の違いは、エメラルドの色合いや品質に違いをもたらします。
コロンビア産エメラルドは傷が多いのが特徴
世界中でも最もたくさんエメラルドが採掘されるコロンビア。生産量も多くエメラルドの中でも王道ですが、傷が多いのが特徴です。海水や炭酸ガス、塩の結晶などが含まれているのがわかります。傷がないエメラルドほど希少価値が高くなります。
ザンビア産のエメラルドは色がやや暗い
アフリカ南部に位置するザンビアで採掘されるエメラルドは、色がやや暗いのが特徴です。コロンビア産のエメラルドよりも青みが強く、より濃厚な色味を楽しめます。より美しいエメラルドがほしいという方からは、コロンビア産の方がザンビア産のエメラルドよりも人気があります。
ブラジル産のエメラルドは緑色
エメラルドは青みがかったカラーが特徴的ですが、ブラジルで採掘されるエメラルドは透明度が低く緑色をしています。ヴァナジウムと鉄によって発色が異なり、黒ずんだ印象の色味になることもあります。男性向けのパワーストーンなどには、このブラジル産のエメラルドが利用されることが多いです。
5月の誕生石はエメラルドだけではない
5月の誕生石はエメラルドのほかにもアベンチュリン、ジェイドがあります。どちらも5月の誕生石ですが、石言葉はエメラルドと異なります。
アベンチュリンはインド翡翠とも呼ばれる
アベンチュリンは主にインドで採掘される宝石です。緑がかった色合いから「インド翡翠」とも呼ばれます。仏像の目をこのアベンチュリンで飾っていたともいわれており、歴史が長く、神秘性の高い宝石です。石言葉は「精神を安定させる」。イライラを鎮めて冷静な判断ができるといわれています。
ジェイドは古くから魔除けに使われてきた
ジェイドはミャンマー、ロシア、日本などで採掘される宝石です。縄文時代から魔除けのお守りとして利用されてきたといわれており、非常に歴史が長いです。色は白やクリーム色をしています。石言葉は「幸運」「成功」「繁栄」。恋人や家族、パートナーとの絆を強くするという意味合いもあります。
5月生まれなら誕生石のエメラルドを身に着けて力を借りてみましょう
自分の誕生石を身につけていると、あなたに幸運をもたらしてくれるといわれています。5月生まれの方は、ぜひエメラルドの力を借りてみましょう。自身の誕生石として購入するだけではなく、大切な人へのプレゼントにも最適です。